からっぽの空/
梅昆布茶
え尽き走り去ってゆき地球は廻り続ける
不確実な年月と生きる恐れ
僕の一部だったそれらが永遠の中で生き続ける
それはとても僕にとって身近なものに過ぎないのだが
神のみぞ知る
本当に飢えた人びとはまだこの世に存在するのか?
バビロンの壁の向こうにはどれだけの満たされない望みが待ち続けているものか
すぐに壁を攀じ登り塔の高みを目指そうそれらが
音を立てて崩れ落ちるまえに僕の魂を穏やかに鎮める為に
天から降り注ぐ雨のように子供達の笑い声のように
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