コントロール/狩心
飛び降り自殺の営業を停止できるか
そう、本当は大事な要素を整理して、新しいドアからこちらに入ってくる人たちをスムーズに迎え入れたいのだけど
営業利益、または存続のために 自動的に生えてしまう加算の枝と人々の歓喜は 止めずに
記憶が焼き切れるほど熱暴走して 間違えだったと気付いて システムに飲み込まれた大人子供たちが
大空の中心で案山子になってぽつんと浮いている
文脈をコントロールできない者 熱を感じ取れない者 そして 意味を付加できない者
たちが水の泡になって 海のさざ波の音になって 数十年に一度の津波になって またこの陸に
帰郷するまで、 または 多種多様な命のフレーズの 伝言ゲー
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