辺境の地の精霊たち/るるりら
 
のは こどもは信じていた。

人々は かつて人だったと伝わる生き物に特別な思いを寄せてきた。
人が変化する話には、人々の悲しい出来事に対する癒しと祈りがあると わたしは思うのです。
平家蟹の話は、平家になんらかのつながりのある人々だったと思うのです。
見ることのできなくなった存在とも ともに
存在したいう願望や、なにかしらの よるべない心を昇華しようとした思いや、自然に対する畏敬の念があると、思うのです。
そして、わたしは 精霊に呼ばれたのです。それは 事実だと思ってます。


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