百合/るるりら
 
身体をそりかえしては もぐるのを繰り返すが、  
先に進むことに気をとられ次第に方向がずれていた

三日月が見えた 
遠く薪が見えた
百合の鱗茎のように僕らは 一塊となって
軌道を修正しあい凍えながら
炎へと 向かった





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詩ヌマデアイ詩テというスレッドで、
漢字二文字の題名で詩を書いてみました。
元号がかわるかもしれないというニュースからの発想です。
http://po-m.com/forum/thres.php?did=316267&did2=867



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