天体音楽.01./ひだかたけし
 
夜陰の太陽、遂に昇った
裏回廊走り回る鼠どもを散逸ちらす
夜陰の太陽、生命の冠
清濁併せのみ恒星を射る

分かっていたぞ、この時来るのを
天上は界の楽音、賑わしく
この夏やけにポシャりつつハジマリ
天体音楽も秘やか、鳴り響く
ノイズもハァーモニィも控え目に
星に輝く人、 星に輝く人
このグルーウの緩やかな渦に巻き込こまれ
繋がり踊り出す 涙を流し笑いに弾け
老若男女関係なく ソイヤホイヤ
掛け声響きだし
人人人人繋がり逢う
の捧げ愛 響かす鳴らす天体音楽



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