重い身/さわ田マヨネ
 
か大変そうって、きみになげたりしていた、ぼくはスリーディーエスを持ちよって、ポケモンバトルとかしたい、きみはロケットペンシルにひもをくくりつけたりして、時間を潰していた、そういうのとてもぜいたくだなって、そんな風に思うよ。



オールオーバー。スーパーフラット。あんまり意味はわからなかったけど、覆いつくしたり変質させたり拡張したり、ぼくたちはそうやってどこかへいきたいのかもしれない。遠い未来、いつか電子の世界へいけるようになったら、ブックマークでできた星空だとかを、指さしたり、そういうちょっと安直っぽいこと、するんだろうか。できることならぼくはゲームの世界へいってみたい。きみの青いポケモンがしんだ日の朝に、ぼくはなんて声をかけるだろう。きみは青いポケモンのことがとても好きだったから、泣いているんじゃないかって、そう思うんだけど。
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