小学生日記「中学ツッパリvs6年2組」/瓜田タカヤ
小学校6年生時、オレのクラス6年2組にはガキ大将がいた。
彼はN君と言って、頭と身体のでかい小学生だった。
ジャッキーの木人拳の木人のような身体と言ったら、伝わるだろうか。
イヤ幾らなんでもそこまで大きくないか。まあそんなイメージ。
N君の言うことは絶対だった。N君の下にはナンバー2が2人居て
楠とサイマコと言う名前だった。
N君は画鋲と紙で吹き矢と矢を作り、K君とかを楠とかに押さえつけさせて
吹き矢でギリギリの所狙ったり、女子トイレを覗いたり、まあそういうことをやっていた。
オレと誰か(多分よっちゃん)が、
よく一つ年上の女と学校が終わってから遊んだことがあった。
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