無職=犯罪者の定理/花形新次
この定理を証明するのは簡単だ
定職に就いている人間には
そもそも犯罪を起こす
時間がないからだ
日中は仕事をしているし
夜は明日の仕事のために
休息を取らねばならない
夜勤の人はその逆だ
休日だって暇はない
土曜は家族のために頑張って
日曜は明日からの仕事のために
鋭気を養う
それに引き換え無職は
プータラ、プータラしていて
時間が余りに余っているから
考えなくてもいい余計なことを考える
その結果犯罪に手を染めるのだ
こんな奴等は
人に被害を及ぼす前に
ひっ捕まえて
麦飯だけ食わせて
一日中強制労働させればいい
どうせ遅かれ早かれそうなるのだから
お前らの大好きな
スターリンや毛沢東と同じ考えさ
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