良質ノイズ/朝焼彩茜色
そのまま刻み止まない針の風に 日常を丸まった鉛筆の芯の様に
洗濯する度に味を噛みしめる空 インディコのリアルを
年輪から咲く今の自分を鏡を観て通す
針はクリスタルを指し 日常を溶きほぐす
降りて来ない彼女に賞味を切らしたらしい
今矢印を向けても命に別状はないらしい
ただダサイだけ センスもケロって鳴いてる
対話すら乏しく分刻みだった文字文字制作は
玉手箱の様に片言に煙に包まれる
リハビリの波打ち際で海 エメラルドのリアルを
新しい命と共に神秘と運命と至福で本来覆われているはずの燦
すぐ側を自分の回りを小さく回って丸くなってゆくかつての棘
感謝が味方だ
ありがたみまでの道のりをいちいち書いたり消したりしないと
今一度噛み締められない そんな夜
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