塾通い/行かず後家/万年雪/なけま、たへるよんう゛くを
焦れり焦れり、あと数歩、今日は無性、して根拠無根、行ってなんとする従属節、実母の鉄槌ぞありゃせんで、あな麗しや素朴の君、君の事詳しくは忘れてしまうよ、なあ今日玄関に縋る大人は、塾には行かねばならぬから
。埃いろ 草葉の蔭の新生児
貰った洋菓子ハイ手持ち、アイスクリン、滑落しうるは危ないよ、車内飲食もいかがわしいよ、さあどうす、ヤレサどしたホイ、絢爛広告かず数多、見れないよ見送る面持ち、見上げた術なき鼻っ面、滑るよ列車、泡食うよ
。地下の窓辺の 照る佇む眼
石油ストーブの焦げ臭さ、ぽつん和室で逢瀬はスーファミ、白粉、地を口吸う音のよに、飛んだ記憶のふがいなさ、狭い世界の座り心地たるや、心の千千に休む様、とんとんとんとの鍔迫り、嗚呼彼の異様、らすぼすじゃ。
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