大親友/あおい満月
 
生きしていた。

今は
イラストと油絵を描いて暮らしているの
とあなたは言った。
あなたは私に一枚のチケットをくれた。

画廊のなかで、
思わず立ち止まり、
一枚の絵に釘付けになった。
絵のなかにいたのは高校生の私だった。

私は思わず涙があふれた。
長い間、あなたは、
私をみつめていてくれた。
私の知らないところで。

あなたはいつも、
私の前を歩いていた。
そのあなたが描いた絵のタイトルは、
「大親友」

不忍池の水面に、
睡蓮が揺れている。
心にあたたかいものがあふれて、
私はあなたへの詩をまた書いている。

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