さっちゃん/少年(しょーや)
 
君はいつだってそうやって自由奔放で
何だって自分の思うままに操って
「はははっ!まじうけるw」とか太ももの辺りをワンピースの上からぺちぺち叩きながらケラケラ笑ってた
それがなんか羨ましくて、楽しそうで、ちょっとだけ憎らしくて

何だろうなぁ……
そこまで美人ってわけでもないし、かと言って可愛くないのかって言ったらそうじゃないし
ちょいちょいムカつくし
その隙を見てめちゃくちゃ優しいし
つーか全部計算でやってんだろ?って思えるくらいに完璧な女の子


そんな景色が当たり前すぎて
いつの間にかこんなに時間が経ってしまっていて
この先もずっとずーっと君はそこに居るもんだって思
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