地獄ハゲ/花形新次
髪の存在を信じることは
オカルティックでも何でもなく
論理的に言って正しいのである
もし、あなたが
髪の存在を信じずに
死んだあと
地獄に行ったとしたら・・・
後悔するなんてもんじゃないだろう
逆に
髪の存在を信じて
死んだけれど
結局、天国も地獄もなかったとしたら・・・
それは、死ねば死にきりということで
別に何の問題もないだろう
以上を総合的に考えると
髪の存在を信じない道理がないのである
髪なんか初めからなかったのだと
髪の存在を消し去りたいハゲは
地獄に落ちるべきなのだ
いや、落ちるのでR
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