薄宙夢/アレだよアレ
 



水色の天井は
無限みたいに広がっていて





手のひらを抜ける砂のかんしょく




幻視

幻想


存在しない記憶への憧れ



遮断機が鳴っている
その音が僕に手招きする






戻る   Point(1)