ファイブ・ペニーズ/ハァモニィベル
砂漠の舗装路を遠く
一直線の彼方へと
その道を遠く 遥か向こうから
陽炎を背に 駱駝に乗った男が
やってくる あれは? 俺か !”
水の入った金属の壺を、頭に載っけた美しい女のことを
想いながら男は、熱暑の砂地に孤立した涼しげな巨樹の影に休んだ
ふと見上げると、そこは、ぬばたまに群れた鴉の巣であった・・・
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※註
下記フォーラムのスレ
http://po-m.com/forum/i_thres.php?did=316267&from=i_thres.php
そこで出された演習課題。
>次の5つからイメージした詩を書け!
・ベンチ
・リエゾン
・オレンジ色の路
・マグネシウム
・エジプト(の水汲みなど)
【出題は渚鳥さん】
に即して書いた作品。
《2016年5月8日午前一時二〇分, プチ企画への参加作品》
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