桃の花/
春日野佐秀
桃色の想いが
花ひらく その時に
わたしたちも
そこにいさせて
祈りに似た
ときめきのトキを
ふたりで感じていたい
わたしたち
少しずつだけど
一緒に歩きながら
くりかえし
幸せな早春を
いつまでも
迎えられますように
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