白紙のページには何かを書いておけ、次はそこから始めればいいという目印に。/ホロウ・シカエルボク
中に、ドラマの中に、現実的なくだらない事件の中に、それがやる側かやられる側なのか、どちら側に立つべきか、どちら側なら満足なのか、そんなことまではまだ考えちゃいないけどね、でも、例えば、こんな風に言うと分かりやすいかな、近頃じゃなんだか俺の住んでる国も、総理大臣のせいで戦争に行かされるかもしれないなんて話がまことしやかに囁かれているけども(個人的にはあれは鍵がひとつ外れるだけのことであって、そんな風に考えるのはあまりに短絡的だと思うのだけどね、まあ、政治がどうのなんて話は詩人がやるべきことじゃない、そんなことがしたけりゃ活動家にでもなればいい、もちろんそれが、インターネットで罵詈雑言を並べ立てるだけ
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