カンガエルなの青年/アラガイs
りを撹き乱す
まるで臓物をえぐられ皮だけになった子供を引きずるように
、バタバタ、バタバタバタ、バッタ、
、よろけながら跳ねていく
( もう二度としないわよ、バカ!)
気がついたのか
女は後ろを振り返ると大声で俺を怒鳴りつけた
はみ出しながら大きく揺れる白い胸
縺れた投網の中で必死に抵抗する艶鮭
ほどけ切れない両手でなんとか支えている上着
薄い下着は太ももから破れ
いまにも滑りだしそうな弛みの
むき出しになった生ハムから
肥沃たっぷりに盛り上がる
残雪の
尻の谷間
に、埋まる
黒真珠の嗚咽
しっかりと括られたはずの両手両足の紐
前へ前へと女が跳ねる度にほ
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