どこで生きる?/独奏
 
音の鳴る方、手の鳴る方
追いかけていたのは過去の自分
痛みの伴わない幸せならいらない
許されるなら愛をください
世界の隅で痛みと愛を叫ぶ
簡単に快楽は手に入る
中学生が注射器を持ってる時代
視界は広いようで狭くなる
睡眠が1番苦しくて、
その日の出来事が走馬灯のように流れ出す
夢に着くと声が聴こえる
1人のはずの部屋に涙
落とした雫が溜まる心の中
優しい声は夢じゃ響かず
消えゆる鼓動、ツライのは僕
違うかもね。暗い独房
今を記す幾つかの手紙
中には快楽を操る説明文
快楽から学ぶ蜜の味
秘密の旅を続けた結果
周りにいたのは首を吊った2人の姿
戻る   Point(0)