「想うすみれ」 2016.03(七句)/
もっぷ
父さんと二歳のわたし春落ち葉
独り居が友の名を呼ぶ春の星
君宛てに投函した日しゃぼん玉
猫と居た十七年余春の川
人生の往路復路に花林檎
前髪の一ミリ思うすみれ草
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吾が生に菫と名づけ風の歌
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