満ち未知た雲の意図しさ/komasen333
ンス語の講義に備えて予習する瞳
お気に入りの雑貨屋で「これなんてどう?」って振り向く姿
講義室の真ん中らへんで友達と雑談しているときの口調
帰りのJR快速車内でつり革に絡める指先
君という無意識が
君という雲の意図が
日々一瞬一瞬
未知という意外性を吹き込んでくれる
君という仕草が
君という思考が
君という無意識が
君という雲の意図が
日を追うごとに
何よりも刺激になっていく
何よりも特別になっていく
何よりも大切になっていく
君がいる
僕がいる
それだけでも十分
なのに
君は そばにいてくれる
君がいる
僕がいる
それだけで十分すぎる
なのに
僕を そばに置かせてくれる
僕にとっての君が
場を重ねるごとに
時を重ねるごとに
まさか
言えるはずもなく
それでも
思わずに見せかけて
冗談に溶かし混ぜ込んで
なんとかして
改めて真剣に伝える
という夢は相変わらず
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