ミッキー吉野家「吉野家葬」/花形新次
 
私が死んだら
骨と肉で牛丼を作って欲しい
それを吉野家で
参列者に振る舞って欲しい
「あいつ、こんなに味のある奴だったんだ・・・・」
って噛み締めて欲しい
もう一度、あいつを食べたかったって
惜しんで欲しい
そして私のことを忘れないで欲しい


(ミッキー吉野家 葬式自称詩集「おまえが、すき家やねん」より)


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