まだ明かされてない問、まだ晴れてない闇、そうしてお前がお前であるための未知/ホロウ・シカエルボク
 
かと同じ目線で物事を眺めることなど決して出来っこない、お前が見ている景色はお前にしか見えないものだ、お前がどんな目をしていようがそんなことは知ったこっちゃない…限界を持たない自分でなければならない!判るか、限界なんてものは、他のどこかを気にするからこそ生じるものだ、お前には限界など無い、現に今も生きて、この文字を追っているだろう、お前が生きることにお前の限界などない…もちろん肉体にはそれは設けられているけれども…どうして書き始めた・なにを語ろうとした?最初の一文字をタイプしたとき、それは他のどこにも無いものだったはずだ、どうして誰かに習ってしまった?他の誰かの言うことなど聞いてしまった?そんなものはまるで必要ないものだ、捨ててしまえ、すでに答えられた解答にはなんの意味もないことを知ることだ、まだ明かされてない問、まだ晴れてない闇、そうしてお前がお前であるための未知、すべて果てしなく転がっている、怖がらなければどこまでだって追いかけて行けるのさ…。

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