特別だから僕は詩を描くんだ/独奏
 

誰かに媚びても伸びることがない
でもコネは好きなだけ使う
そこから自分を高めていく必要が倍になる
ステータスを上げて、なってみたいすげー奴
弱いと怯えて自分で入った檻の中
自由に飛べる鳥ならば、こんな僕とはオサラバだ
言葉と身体、あれば十分
そう言い切れるのは、ここが孤独だからさ。
母親の財布から抜いた1万円
女を喜ばせて一丁前
罪悪感が快楽を上回る
諭吉は諭吉のままだ、そんな考えだから、誰も止めれない
僕は不幸だからと言って特別を意識して
もう消して、記憶のファイルと電気が暗くなる
ツラくなると癒されたくなる
また泣く。僕はまだ居なく
芸術にすがりつき、見えなくなり
うまい話にチラつく闇、今の流行り、
下の川に流れたアルバム
仲間を売った。少年の涙
描いた絵は明るい笑顔
見ることのできない母親の寝顔
悪い事はいつか見つかる
願い事はいつか叶う
信じた分だけ痛みも多い
期待と共にでかくなる心
芸術の音を聞き分ける
感性なんて磨いても光らない
生まれ持った才能があるかないか
諭吉が僕に振り向く。そんな日まで一緒に歩かないか
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