バイポーラトランジスターズ・オーケストラ/
竜門勇気
自分の鼻を睨みながら
むかしむかし遥か彼方に
傷ついた生き物が泣いていました。。。
それだけでなにかわかるみたいに
得意気に胸を張るんだ
権力と未来が訪れて
みんなが帰ったあと
笑顔を交わしながら手を繋いで帰っていく
一つだけの例外の席で
それをみていた
特別な人達をみていた
ライトを落としたあとも
劣等感がドアを無理やり開けて
僕を抱いていたので
奴が飽きるまで
泣きながら全部僕は 見た
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