ライトバース的な閃き、いやバースは一塁やんか/もり
角ギリギリに決まる
ホームベース手前で
消えるっ
フォークボールのような恋
真っ直ぐが、真っ直ぐじゃない
真っ直ぐが、揺れているレールの上
芯を外されて 外野フライ ボンダボンダボンダ
ライトスタンドには、
鼾かく神様 ────────
はじめからワンサイドゲームだったわけじゃない
いいときもあったし、輝いたような気もしたんだ
そう、だからこそ
だからこそもう終わりなんじゃないか もう終わりなんじゃないかおれ
おれ終わる まじで終わるんだおれ あいつらみたいに?
終わるんかおれ あー終わる やべ終わるわ終わるまじか おれが
不安が現実味を増す
泥だらけのユニ
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