花洩について/kaz.
 
世界に対して知らしめたというべきだろう。そのような意味で、これはいわゆるラブポエムの域を超えている。私が最初に探そうとしたミスチルの詩などより遥かに独特の世界観を構築している。
しかし私の経験上それまでこのような詩を書く人がいたようには思えない。人称の不統一というのが独特の作品世界を構築するという域にまで達した作品を私は見たことがない。どうだろうか。もし私が発見したような実験的な例が、それまでにも存在しているのなら是非とも知りたいと思う。
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