消えない灯り/颯太@
君が居ない 僕が居る 僕が居ない 君が居る
出逢いが遅過ぎたと 幾ら嘆いた所で
戻れない 星に居る 時を乗せ 星は回る
誰の力を必要とせず 僕等が出逢って
仕舞った奇跡
寂しさを誤魔化す為では無いと
知って潤ます為では無いね...
繋いだ視線 遮る前髪 掻き分けて
もう僕には隠す物など無いさ
奥の方まで探って御覧よ
美しい瞳で
秋に出逢い 冬を知り 春が好きと 君は云った
擦り減るばかりの季節 僕の掠れた声
名前を呼べど
届かない距離に居たとしても
其れ程暗い問題では無いね...
世界に居る 事が大事 消えないで
夜空の頬を流れる流星
君に比べたらチャチな光さ
早く気付いて
まるで君は舞い降りた灯り
時に揺れても周りを照らし
想うだけで 一瞬にして 包まれて...
揺れる炎に哀しみを覚え
愛を測れば切りが無いさ
受け取って下さい
存在する君で
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