永久凍土が燃えている/るるりら
 
          【燃える一週間】

          大切な行事のための火は尊いけれど
          大事に至ってしまった火もまた うるわしい
          漆黒の空に 炎の荘厳が揺れる
          近づけば 火の元の人影が右往左往
          素朴に真剣に不安を叫びを
          火は 託されて 抒情詩の子鬼らは天に昇って行く
           あの子鬼たちに 私の一週間の唄を 捧げます

月曜日に 山に出かけ すべて切り株にします
修羅修羅修羅修羅修羅しゅ らら 修羅修羅修羅修羅修羅ら
火曜日に 槙割りをして 水曜日に水辺で
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