怖い怖いと言ってみた/独奏
想で空を散歩できる
空にいる僕、歩く足はゆっくり
羽はすぐに疲れる
すると散歩の足は早くなる
堕ちたら羽根は枯れる
僕の足で川を見る
あの日の感情が流れている
ポケットの中に手を入れる
昨日貰ったビスケットが入ってた
ポケットを叩いた
ビスケットは2つに増えた
同じ量で半分に割れた
もう1度叩くと
ビスケットは増えた
何度も叩くとビスケットは粉末になった
僕はいつの間にかそれを嫌った
時代の役をになった
縛った縄は僕を浮かす
白い粉末は僕を飛ばす
一瞬で消えて、僕は赤目
開かない目をこすり
処方して欲しい。イイ子のおクスリ
どれが良い先生、
ヤブばかり
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