キリマンジャロの雪/あおば
暑のアフリカサバンナの木に暮らす普通のヒョウが
キリマンジャロに登る必要性が何処にあったのだろう
あおばのように道に迷ったあげくだとしたらよく分かるのだけど
ヒョウは方向音痴ではあるまい、だとしたら、狩りが出来なくて
母親の庇護の元にあるうちはともかく
パラサイトシングルをやめた途端
飢えて痩せて木に登れなくなり
ライオンやハイエナなどの餌食になってしまう
頂上付近に迷い込んだのは
パラサイトシングルの若い雄か
それとも雌か
ネット検索したら、子離れの時期をとっくに過ぎて
独立しても狩りが下手で、親のテリトリーの近くに生息して
しばしば狩りのときにも手助けをして貰う個体も
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