1月XX日のアッくん/北大路京介
いっぱい買っちゃって申し訳なくなってきたアっくん。
「いいよ、いいよ、そのままで。ごめんね。」と去ろうとするが、「お釣りが、お釣りが」と新人ちゃん。
新人ちゃんは先輩男性店員を呼んできた。男性は手早く処理をする。
まぁ、仕事できる男ってカッコいい。そんな目で見つめている新人ちゃん。
いっぽうこちらは面倒な客だと思われてるんじゃないだろうか。
嫉妬し落ち込んでいくアッくん。
帰り道、死にたいなーっと思うアっくん。
しかし、胡麻ドレッシングを使い切らないと勿体無いと思い、
もう少し生きようと思うアッくんであった。
戻る 編 削 Point(4)