赤い空/
吉岡ペペロ
可能な限り赤い空に
ぼくらがおもう神様がいた
ライトバンが光を揺らして
とぼとぼとぼとぼ道を行く
いき違いばかりの愛しさが
まかり通ってからから言う
からからからから音たてる
叶えたことの返事を
いまかいまかと待っていた
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