時は/
オイタル
時は忍び足で通りすぎる
それを知ったのは
先週の水曜日
ぼくは疲れて
回転する部屋の椅子に座った
それから
頬に手を当てて眠った
ひたひたと階段を下りる足音
屋根裏の空を
飛行機が快活に過ぎて行った
それは
冬なのに雨の降る
先週の水曜日のことだ
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