花畑で過ごす/
夏川ゆう
色とりどりの花々
見渡せば花畑しかない
都会から暫し離れて
何の邪魔もない澄み切った青空
自然のものは何処までも優しい
花の名前が思い出せない
それよりも
華やかさ美しさに引き寄せられる
花畑を走り回る子供たちの笑顔
花の香りが語りかけてくる
美的センスを自慢する
花畑で過ごせば
心にある綺麗なものが顔を出す
花畑は眩い
花の強い生命力が
輝きとなり可憐な花になる
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