ホームスィートホームから風俗嬢にならなければならなかったあなたへ/モリマサ公
ホームスィートホームから風俗嬢にならなければならなかったあなたへ
しんじゃった友達との記憶が許可無く薄らいでくつらみ
四角のなかのアナウンサーは巨大でにっこりともすんともつかぬ顔
ニュースをつぶやいてる バーカ
勝ち上がらなくてもオリジナルじゃなくてもいいんだよ
存在するたましいのオーラ
両親に感謝して生々しいとか泣かせてなんぼみたいな
ノスタルジックのする青春ドラマなんて真似できない
だからなんなの
育ててくれた排気ガス呼吸
季節ごとにいろんな匂いしてるけど
あんまりいみない昼間
中学も高校も全然いかなかったわたし
いつか駄目になる現実をきみらから
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