同じだと言い聞かせて。/
梓ゆい
無常にも燃え上がる炎。
愛する者の身体は
2時間強という短さで骨と言う物体になった。
「形が綺麗に残ったね。」と
一点を見つめる瞳。
「あったかいねえ。」と
声を震わせて歪んだ瞳。
泣くのをこらえて俯く瞳。
別れという立会いの下
皆が同じであると信じたい不確かな願いが
-ただそこにある。−
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