26歳の風景/もり
コインランドリーで千円札を崩す目的で買う定価の炭酸飲料を半分飲んだら半分崩れていく
退屈のカタチに色褪せたジーンズの右ポケットで縮こまる銀河
音のない戦争がはじまる
担架の上できみ、いや、ぼくは
まとわりつく) を振り落とすように痙攣していた 白い 粉が 商人たちは一様に目を細めた
生年月日の前年がその本の返却期限だ
つまり言いたいことがわかるかい?とお偉方は眉をひそめながら一本のパスタに悪戦苦、闘している
だからまず、コインランドリーで千円札を崩す目的で買う定価の炭酸飲料の残した半分の気が抜けたころにはもうほとんどが閉じている
そういう純粋さを守りたいと
思ったり
した。
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