余計なこと/
藤原猫
1日の終わり
グラスで氷が回る
なんでもない繰り返し
あなたを考える無意味な繰り返し
眩しくて
おじけづいしまう
その綺麗な瞳が私を映してくれないなら
見えなくなればいい
だけど誰よりも幸せになって
ばかだな
叶える力も、権利も
もってないのに
なんて
ため息とウイスキーを飲み込む
どうか幸せに
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