だいやりい/
朧月
あなたの影を追うように
あなたがかいた詩をよんでいる
詩は日記ではない
だれかが
だれもが
そう言うけれど
そこには確かにあなたがいる
いとおしく撫でるように
目で追い続ける
あなたは
いろいろなことに疲れて
疲れきっていってしまった
私になにができたかなんて
あなたの詩にもぐる
あなたが見た景色にふれる
それは大切なわたしの日記
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