風の舌(四)/信天翁
 
卒壽となったおひとりさまは
なかば めざめの大脳をさそって
朝食後
ウインドーズをたずね
蒼白なワード面をひろげてみました

すると 第一行には
    詠嘆の麗句が
そして 最終連には
    諦観のフレーズが
決まって 浮き彫りになっていました
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