最悪 場合死 至 病/なけま、たへるよんう゛くを
 
夜が嫌で嫌でヤで仕方ない それは嫌 でも嫌は好き 仕方ない

・私は終に勘違いヤローになった。自分で感じず省みぬ者に
終わらずに惨めだという その事だけを見る者に。

・敗者が心満たして去り 勝者が詰まり渇き歪み 強迫的なまなこが死に すぼまり諦念に染め上がり
光抱きしめて帰さぬように 胸びれのようなぬめるように 切り取られ別次元の眼差し
激しい静止 言うならば。
波形 回転 加速 盤石 ボロつき 緩慢 破裂 変容
激しい静止 言うならば。

・国境沿いにて出会ったきみ 形の見えないカーテンを上半身に閉めていたきみ
手を出し 足は出し 顔や髪はまるでなかったきみ
背筋を突
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