無題/
瑞海
悩む
何を信じ
何を疑うか
叫ぶ
どうしようもない
掻きむしりたい
苦しみに塗れて
生活する中で
信じられることは
もちろん
誰でもなくて
たった一つ
君の
君自身が
歌う声とか
思う気持ちとか
無限のようで
限りなくゼロに近い
広がりをみせる
宇宙を内包する
温かい君自身なのである
戻る
編
削
Point
(2)