無題/瑞海
 
悩む
何を信じ
何を疑うか

叫ぶ
どうしようもない
掻きむしりたい
苦しみに塗れて
生活する中で

信じられることは

もちろん
誰でもなくて

たった一つ

君の
君自身が
歌う声とか
思う気持ちとか

無限のようで
限りなくゼロに近い
広がりをみせる
宇宙を内包する
温かい君自身なのである

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