Margarita/レモン
 
しろい花
しろい花
埋めつくす花の葬列

眩しすぎて目を閉じた


夜の果ては
とても寒くて
眠るような哀しみが
鬼火の向こう
揺らめきながら燃えている

そんな重さを
ひとりごとみたいに飲み込んで
溶かしたかった泪の変わりに残したrouge,
それだけが滲む意味


理由など知りたくない
囚われたい消したくない奪われたくない奪いたい消えてしまいたい自由になりたい



自由になりたい…



聲にならない身体
道連れに


しろい花
しろい花
埋めつくす花の壮烈

憧れは夢よりも遠く

眩しすぎて目を閉じた

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