感銘/w.tsubaki
 
あるひとの発言に

ある日であった一つの詩に

感銘をうける

けれどわたしは 言葉そのものに

感動をおぼえたことは

きっとただの一度も、 ない

発言をした人物の思想に惹かれ

文章をつづった人物の内面を想像して惹かれ

言葉をつむぐ人物そのものに惹かれたからこそ

わたしの心は ふるえたのだろう

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