芥子色の北風?/
信天翁
かぜが およいでいる
広場のベンチの端っこで
ひかりが ねころんでいる
更地の草かげのしたで
とある日曜のショッピングで
おとこたちは とまどっている
目移りする 食品コーナーのはざまで
じょせいたちは さまよっている
財布を かたくにぎりしめて
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