芥子色の北風?/信天翁
 
 かぜが およいでいる
   広場のベンチの端っこで
 ひかりが ねころんでいる
    更地の草かげのしたで

 とある日曜のショッピングで

 おとこたちは とまどっている
 目移りする 食品コーナーのはざまで
 
 じょせいたちは さまよっている
 財布を かたくにぎりしめて
戻る   Point(4)