詩集探索/
朧月
心が感動したがっている
かわいてパサパサしているから
ごめんね
そんな言葉ではもう
ふくらまない希望
ゆるやかに降りる坂道は
静かにカラダに苦痛を与える
それでも歩かなければと
どうしておもってしまうのだろう
後ろに道ができるなんて
そんな過去はいい
明日に起こってほしい
奇跡をだれか保障してよ
今が今であるうちに
なにかを見つけたくて
また詩をよんでいる
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