_/香椎焚
んなある程度見抜いたつもりでいる
でもきっと全部は合ってないし
探偵気取りで推理したり外挿したり裏をかいたりは疲れる
どうせ本当のことは伝わらない
どうせほとんどの言葉は一瞬のもの
どうせ銘々が勝手なことを思って通り過ぎる
だから 事実をそのときの事実として受け入れるだけ
ただ 優しくても冷たくても美しくても汚くても好きなものは信じる
嘘じゃないことを、じゃなくて
きれいなものを決してねじ曲げたりはしない
それが自分の意志だから
突然思い出すのです
線路や高速道路や川や海
そういう繋がるものにいつも見とれていたこと
どんなにしんどくても生きていて
そして笑える
続いてく
から
楽しい方がいい きっと
戻る 編 削 Point(1)