みあたらない/あおば
151018
あるはずのものが無い
無いと思ったものが有った
見回したところ、平坦に見えても
凸凹があり、水溜りがある
雨が止んでしばらくすると
消えてしまう水溜り
今では横柄に人の侵入を拒み
空を大げさに写しているが
底には泥しかないのを承知し居るから
子供たちもなかなか中には入りたがらない
雨が上がり、明るくなると、浅くなる水溜り
いつの間にか消えてしまうが
見当たらなかったものが泥まみれになって転がっていたりして
あるはずのものがあった喜びを貶してくれる
王子様のように白馬にまたがり水溜りを飛び越えて
あるはずのものやあるはずのないも
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