ネバーランド/ホロウ・シカエルボク
 
し続けなければならない、生きるということを考えてみると良い、小さな細胞から始まったいきものが、生を全うするためにどれだけの変化を繰り返してきたか?考えるまでも無い、生きる、という言葉ひとつで語れるそれだけのものの中で、数え切れないほどの命が変化を繰り返してきた、人がうたうのは、書くのは、そんなものの断片を記録することで命の中で繰り返してきたものをより明らかにするためだ、だからそれは書かれなければならない、進化に通じる書き方で、生命の流れを離れないやり方で…眼前にも背後にも戦慄が溢れている、一方のものはすでに書かれていてもう一方のものは書かれてはいない、それは無限にある、様々なやり方が必要になる、あ
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